うちのジャガイモの一生(走馬灯のような観察日記)

今年春に食べ忘れたジャガイモがすごい勢いで根が出ていたので試しにベランダで育てみました

日に日にすくすくと育つジャガイモの葉っぱに収穫を期待しつつ水やりを続けていましたが

家庭菜園の悪魔、アブラムシが発生!昆虫もなかなか居ないこの都会で何故発生するか不思議なくらい大量発生し

ジャガイモくんの一番のデリケートゾーン若芽にびっしり張り付き養分を吸い取っていました。

無農薬で育てた箱入り娘、ここは薬に頼らず駆除するしかないとガムテープで憎きアブラムシをペタペタ貼り付けましたが

そんな苦労をあざ笑うがごとく奴は増え、ジャガイモはすっかり痩せ細り枯れるのを待つしか無い状態にまで

追い込まれていました。

「お前は死なせん!」と禁断の農薬(禁断と言うほど劇薬ではありません薬局、園芸用品店に身分書無しでご購入いただけますが農薬なのでくれぐれも用途、用法お間違いの無い様)

オルトランCを激しく噴霧!のたうち回るアブラムシ、おびただしい数が一斉に葉や茎から離脱し右往左往しています

「根絶やしだ」

もう何キャラだかわかりませんが、とにかく枯れるのは阻止できました。

その後、大雨や大風がふいて立派に伸びた2つの茎のうち一つが折れてしまい残った茎にすべてを託し大切に(適当に)

育てていたものです。

気が付けがすっかり秋の兆しが感じられる今日この頃、葉も茎も萎れてしまいジャガの人生の終幕が近づいてまいりました

まさに収穫時期、期待を胸にほっこり実ってるはずのジャガイモを掘ってみました。

はて・・・?種芋は15センチはあったはず、芽がでて元気に葉っぱが出たら外からは見えないけど土の中ではすくすくと育ってるはず

なのに何故、小指くらいの大きさの芋が2個しかついてないのでしょう、栄養はすべて葉と茎に回ったのでしょうか

ジャガは明日の味噌汁に投入します。